【インタビュー】吉野家ホールディングスのグローバル人材採用事例をご紹介 Vol.2

2018.07.10

【お知らせ】

吉野家ホールディングスでは2020年までに100人のグローバル人材採用を目標に掲げ、現在着実にグローバル人材の採用実績を伸ばしています。

(2018年度、吉野家ホールディングス入社のグローバルスタッフ集合写真)

前回ご紹介をしたスターラット様(タイ出身)に続き、今回は2016年2月に当協会主催、タイ・カセサート大学で開催をした就職説明会を機会に2018年4月に日本で採用された、吉野家ホールディングスで活躍するチャノン様(タイ出身)をご紹介致します。

【プロフィール】
株式会社吉野家ホールディングス リムパティヤゴン・チャノン様
■学歴:2016年5月 タイ・カセサート大学 農業学部 食品学科技術専攻 卒業
■入社年月:2018年4月

<略歴> 2013年にカセサート大学と京都大学の交換留学で京都へ約3週間滞在し、日本に魅了される。2016年5月に大学の掲示板で吉野家採用セミナーを知り、参加。大学卒業後は3カ月シンハービールでインターンとして勤務。その後、AETSで短期契約社員として虫のタンパク質についての研究に従事。2017年1月にタイ早稲田日本語学校に入学。自費で1年3カ月日本語を猛勉強し、2018年1月に日本語検定3級を取得。同年3月に来日し、4月より吉野家ホールディングスの正社員として勤務する。

 

◆吉野家へ入社をされた動機・きっかけは何ですか?

2013年にカセサート大学と京都大学の3週間短期交換留学プログラムに参加をして、日本が大好きになりました。日本は綺麗で、料理も美味しく、人も優しいので、「将来は日本で働きたい」という想いを抱くようになりました。そんな中で16年2月に吉野家が日本勤務のポジションを募集していることを大学のフェイスブックページや学部掲示板のポスターを通じて知り、タイのカセサート大学で開催された吉野家の採用セミナーに参加しました。

◆日本語はどのように勉強しましたか?

16年5月に大学を卒業してから、日本語の勉強をはじめました。17年1月にタイ早稲田日本語学校に入学し、1年3カ月の間日本語を学びました。授業料は約60万円(約20万バーツ)でしたが、自分で貯めた貯金で学費を全て払いました。日本語の学習には時間もお金もかかりましたが、日本で働くために一生懸命勉強しました。18年1月に日本語検定3級を取得し、今年の4月に吉野家で働くために来日しました。

来日前に苦労したことはありますか?

日本語の習得が一番苦労しました。日本人との会話はスピードが速く、漢字もとても難しいです。日本語が難しくて、辞めたいと思ったことも何度もありました。毎日学校でグループワーク、試験、漢字テストなど6時間勉強をし、2~3時間の復習をしました。

日本のどのようなところが好きですか?

生活の質が高いところが好きです。タイに比べると日本のサービス・衛生面等多くの面で平均的な水準が高く、豊かさを感じます。日本で働くことで貯金が出来ますが、そのお金でもっと日本語や日本の事について勉強したいです。これからは日本の株について学び、株を通じて日本社会や日系企業についても学びたいです。

◆休日は何をしていますか?

休日は家事をしたり、料理をしたりしています。新しいレシピを調べて、スーパーで食材を買い、タイ料理や和食、イタリアンなど様々なジャンルに挑戦しています。得意料理はタイ料理のラープ(豚肉のミンチとレモンの炒めもの)です。タイ人ですが、辛い料理は苦手です。笑

また、走ることが大好きで、ジョギングもしています。アディダスのジョギング・コミュニティーに参加し、日本人の友人もできました。このコミュニティーは世界各地にあるのですが、タイでも参加したことがあります。

タイの家族や友人へはSNS(フェイスブックメッセンジャー)などで連絡を取っています。休日は好きなことをして、ストレスを溜めずに楽しく過ごしています。

◆現在の仕事内容を教えてください。

入社して最初の3カ月間はトレーニングセンターで研修をしています。座学でマニュアルやガイドブックを学習したり、実習ではハンディーを使用してオーダーを取ったり、厨房で牛丼等の盛り付け練習をしています。店舗実習もあり、研修店の新大久保店舗では日本語での接客・サービスについて学んでいます。

(牛丼盛り付けの実習練習の様子)

お仕事をしていて困ったことはありますか?

店舗実習では日本語が分からず接客で困ることもあります。日本人のお客様は日本語のスピードが速いので苦労することもありますが、外国人のお客様は英語で対応が出来るので落ち着いて接客できます。困ったときは、後で分からない単語を調べています。はじめは日本とタイの接客業の違いに戸惑いました。日本ではお客様を敬いますが、タイではお客様と店員は対等という考え方です。日々の学習・訓練の成果もあり、今では日本の接客や慣習にも慣れました。

◆これからの仕事の目標を教えてください。

まずは全ての業務を自分で考えて遂行できるように、1年で1人前になりたいです。将来はこれまで学習してきた専攻を活かして、吉野家で新商品開発や新メニューの開発に携わりたいです。これからも、ずっと日本で働きたいです。

◆「日本で働きたい」と思っている学生へ

まず、自分の居心地の良い領域から抜け出してください。常に新しい環境に身を置き、自分の可能性を広げる事が大事だと思います。ずっと同じところで生活をし、新しいことに挑戦しなければ何も学ぶことは出来ません。

私はこれまで「日本で働く」という目標に向かって挑戦をしてきました。日本語など新しい分野を学ぶことで視野が広がりました。今では日本人のみでなく、同期のグローバルスタッフと話すことで、新しいアイディアや異文化を共有することも出来ます。

夢を叶えるためには、決して絶対にあきらめないことが大切です!自分の夢にチャレンジして夢を叶えてください。

(インド出身の同期(左)と、皆で互いに切磋琢磨をしながら頑張っています。)

〈取材者   :内田美帆〉

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