訪日研修-Field Study Tour in Japan-2025を実施
ASEAN食産業人材育成協会では、2025年8月24日(日)~9月1日(月)の期間で、ASEAN5か国(ブルネイ、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム)の大学から学生・教授ら計20名を日本に招へいし、訪日研修「Field Study Tour in Japan」を実施しました。
本研修では、日本の最新のフードバリューチェーン(FVC)について理解を深め、その知見を自国でのFVC構築に活かせる人材を育成することを目的として、下記の食品関連工場、農場、研究施設等を訪問し、現場視察を行いました。
【視察先(訪問順・全10社)】
- JAわかやま(直売所、物流センター、圃場)
- JAレーク滋賀
- 丸種(研究農場)
- 亀岡有機農場かたもとファーム
- 郵船ロジスティクス(大井ふ頭)
- 前川製作所(守谷工場)
- 成田市公設地方卸売市場
- 吉野家ホールディングス(食肉・野菜加工工場)
- AGF関東(加工工場)
- 島津製作所(Tokyo Innovation Plaza)
研修の最終日には、学生による国別グループ発表が行われ、視察を通じて得た知見をプレゼンテーション形式で共有しました。また、今回得られた知見を自国の課題にどう応用するかという観点からアクションプランの提案も行われ、日本と自国の違いに改めて気づく貴重な機会となりました。
視察期間中には夢館のご協力のもと、お茶体験も実施され、参加者は日本文化に触れる有意義な時間を経験することもできました。
本研修は、視察先の企業・団体の皆様からの多大なるご協力により実現いたしました。視察の受け入れに加え、日本のFVCを支える貴重な知見と技術を惜しみなくご提供くださいましたことを心より御礼申し上げます。
スケジュール(リンク)と研修の様子(写真)をぜひご覧ください。